運転席蛍光灯スイッチ改造(初級編)

スイッチを追加して、運転席から後方の蛍光灯をオンオフできる改造を行いました。
※これは、自分の改造のメモであり。内容については保証できません。
 改造を推奨しているわけではありません。改造はご自身の責任でお願いします。

img2.jpg私の車は、ムーンルーフ無しのスペーシャスルーフ車両です。これ以外の車種の場合は、 この改造はこのままできませんのでご注意ください。ムーンルーフのスイッチ板を利用するからです。

この改造は、初級編としました。追加したスイッチは、後部スイッチと単純にオアの働きをします。 後部スイッチが切れているときは、このスイッチでコントロールできますが、後部スイッチがオンのときは、 このスイッチでオフできません。このあたりは、今後の課題といたします。今回の改造は、手間がかからないので根性無しの 自分には丁度よいです。根性のある方は、運転席にスイッチをもってこれるとさらに goodですね。

まず、ムーンルーフの開閉用スイッチパネルをはずします。はずすにはコツが必要で、大きいほうのめくらが 入っている方(助手席側)から手でこじ開けます。反対側は、引っ掛けががっちり噛んでいるので無理は禁物です。 はずした後、めくら板の部分のみさらに外れますのでその状態で加工したほうがやりやすいです。 用意するスイッチは、オンオフ一回路のものでok。私はたまたまオートバックスで売っていた自照式の角型スイッチを使いました。 レバーが長いものはウォークスルーのとき頭突き攻撃でダメージがありますので避けるのが無難。 ところでこのスイッチ説明書と回路が違っていました。このためヒューズを飛ばしてしまいヒューズがわからず 復旧に一苦労。日没コールドゲームとなってしまいました。室内灯のヒューズボックスは、 エンジンルームにあるのですね。(取説読んでわかりました)このヒューズが切れると、時計、ワイヤレスキーなんかが 使えなくなります。 後日気がつきましたが、トリップメータもリセットされました。 この写真は、角型スイッチ用の角穴をあけているところ。四隅に穴をあけ、糸鋸で切り抜きます。 角型スイッチの場合、(各穴長手方向を)アールと直角にあけないと浮いてしまってうまく取り付かない可能性が大きい と思います。 最後にやすりで調整。


img1.jpg うまくスイッチがついたところ。自照式である必要は、まったくありません。 これ常時点灯と使用時点灯ができるようですが、スモール連動にするのが利 にかなっているのでしょうが、根性が足りないのでデフォルトの使用時点灯です。(無意味〜!)
あと、端子があまり長いと最後の取り付けのときつっかえてしまらない話になります。


img3.jpg 蛍光灯ユニットをはずしたところ。
まず、フードは後部側からマイナスドライバーでこじってあけます。ユニットは4個のビス止めです。

sw.gif ユニットのスイッチは4端子ありますが、中の2つは半田付けされています。 図はスイッチ側からの透視になりますのでひっくり返すと回路図は左右逆になります。

蛍光灯のインバータユニットですが、12Vは常時接続されていてグランドをとることで 点灯します。標準では、スイッチでグランドに落とすか、ドアスイッチに任せるかの選択に なっています。今回は、さらに新設スイッチをパラに入れるということになります。
後で気がつきましたが、スイッチがDOOR になっていると新設スイッチで蛍光灯をつけると半ドア警告灯が点灯します。これはちょっと 走行中精神上よくないので改善の必要がありそうです。

99.1.11追加:半ドア警告灯点灯対策
やはり、我慢できないので対策を入れました。方法は整流用のダイオードを ドアスイッチ⇔蛍光灯スイッチの間に入れました。 方向は、蛍光灯スイッチ→ドアスイッチ方向が順方向です。 なお、この蛍光灯は取説を見ると 13Wと書いてあります。と言うことは、 インバータ回路含めて 1A以上流れますのでデバイスの選定にはご注意ください。 今回、残念ながら手持ちのダイオードは、1Aだったのでどうしようか 悩みましたが、とりあえず 3本パラ(並列)で使っています。 (^^;


img4.jpg 新設スイッチへの(からの)配線は、(半田付けしてある)中央の端子に半田付け。

99.1.11追加:半ドア警告灯点灯対策
コネクターから白いケーブルが出てこのユニットのスイッチの一番奥 (ヒートシンクの裏)の端子に半田付けしてありますがこれがドアスイッチ の配線です。このライン上にダイオードを入れればいいのですが、 今回はスイッチへの半田付をはずしてそこに入れました。 (ただし、インバータ回路をネジ 2本で一旦はずさないといけませんが、 作業としては簡単です。)


img5.jpg 通線は、巻尺で簡単!?(^^)


img6.jpg 完成です。

スイッチへの配線は、パネルのフレームを通してからにしてください。
スイッチをマウントしためくら板を取り付けない状態で天井にフレームを固定 します。そうしないとフレーム全体がゆるゆる状態になります。 フレームを仮止めした後、めくら板の穴から指を入れて 固定金具をまげて密着させます。
最後にスイッチがマウントされているめくら板を差し込んで完成です。

おっと、重要なことを忘れていました。スイッチの反対側(=グランドですね)ですが 大きめのワニ口クリップに半田付けして、その辺のフレームに噛ませておしまいです。
えっ、それじゃだめですかぁ?、、うーん、、、それじゃお任せしますので適当に。

ここでお笑いを一席!
完成した後、車を走らせるとなんと発進、加速の時にスイッチオフにもかかわらず 、うっすらと蛍光灯が点灯という怪奇現象!
や、やばい!どっか接触してるのか?とユニットを再度取り外しにかかりました。
途中で脳裏に過去の記憶が、、「リアドアの半ドアじゃー!!」そうです、リアドアが 警告灯がつかない程度の半ドアになっていて加速度によって真の?半ドアになるのです。 これも、ノアのリアドアが重いのが原因なのだ。