シャボン玉の作り方

netnews で紹介されたシャボン玉の作り方をもとに、キヤノ○のSさんにが 試みた実際を教えてもらったものです。



(1)フジテレビの「晴れたらいいね!」でやっていた方法

>[用意するもの]
> [1] 精製水(コンタクトレンズを洗う水) 1000ml (= 1リットル)
> [2] ゼラチン 5g
> [3] 液体石鹸 280ml
> [4] ガムシロップ(アイスコーヒーなどに入れるシロップ) 10ml
> [5] ラム酒 10ml
> [6] 三矢サイダー 少々
>
>[手順]
>1. [1]と[2]を鍋にいれて摂氏60度まで煮る。
>   普通の水道水ではなくて[1]を使うのは『やっぱり違いがある』そうです。
>2. 一旦冷まして[3]を加える。
>3. [4]と[5]を入れてよくかき混ぜる。
>   [5]を入れるとできたシャボン玉の色艶が違うとのこと。
>4. ストロー(先を切って広げたもの)でシャボン玉がうまくできるか実験する。
>5. 石鹸が濃い場合は(番組では実際に濃かった)[6]で薄める。
>   薄める際には泡立たないようにまぜてから1時間ほど寝かせる。
>6. 針金に毛糸をまいてから輪をつくる。その輪をゆらすようにしながら
>   シャボン玉を膨らませてゆく。

モアコンパクト(花王)を使用したものが一番丈夫なシャボン玉ができるようです。マンションの8Fから延々浮遊し続けて、地面に着地するまで割れなかったと言う情報があります.


(2)大きなシャボン玉を作る方法

> 「やってみよう なんでも実験 Vol.1」,NHK出版,1996,ISBN4-14-407107-3
> に人が入れるくらいの巨大シャボン玉の作り方。というのが出ていますが、
> コンパクトタイプ台所洗剤:ポリビニルアルコール系洗濯のり:水
> = 1:(5から6):(7から9)くらいの比率で混合するとよいそうです。

具体的には、こんな感じです.
材料
カネヨ ノール 750ml(ポリビニルアルコール系洗濯のり)
モア コンパクト 300ml
水道水をクリンスイで浄化したもの (^^)   お金がある人は、精製水を使うと
多少違うかもしれません.
ペットボトル 2L

方法
(1)きれいなペットボトルに、のり全量をいれます。
(2)水をペットボトル半分くらいまで入れて、ふたをして軽くシェイクする容量で
   のりを溶かします。
(3)モアコンパクトを約半分量(140ml)いれます。
(4)ペットボトルの上まで(飲み物が入っていた付近まで)水をいれます。
(5)ふたをして、全体がなじむまで攪拌します.

※けっこう、まざりにくいので、(4)、(5)は何回か分けたほうが早いと思う。

さて、シャボン液の作り方のコツですが、
・混ぜるときは、静かに泡立てないように混ぜる。
・シャボン液は一晩くらい寝かす。(常温でいいと思います)
ことがポイントです。

次に大きなシャボン玉の作り方ですが、(1)の6.で作った針金の輪をトレイに張ったシャボン液に浸して膜を張り、うちわで扇ぐ要領でゆっくりシャボン玉を膨らませてます。最後にちょっと手首をひねってしゃぼん玉を輪から切り放してやります。

市販の、シャボン玉セットの道具を利用するものいいと思います。

うちは、このペットボトルをいつも車に載せています。公園とかでやると、近くの子供が集まってきて、一躍人気者になることでしょう。水道の近くでやったほうが、撤収が簡単でいいです。
うまく、いくと60cm?くらいのができます。

やってみるとわかりますが、湿度が低い日は割れやすいです。季節や天候でシャボン液の濃度を調整するといいと思います。また、上記の分量のとおりのりがおおいので、空中で割れたあとのりのカスが落ちてくるのが改善点かと思います。


最初、私は漠然と「直径500mmのシャボン玉を作るには、針金の輪も同径にしなければ」と思っていたのですが、やってみればおわかりになると思いますが膨らみ始めたシャボン玉は丁度吹き流しのように長く伸びて、輪から切り放された瞬間に容積を保ったまま球形になりますから、300mmくらいの輪でも、700mmくらいのシャボン玉ができました。

最後に、北海道からのレポートをいたたきましたので、ご紹介します。
みなさんも、よろしければ経験談や裏技をおよせください。