マイナス15度のシャボン玉!

北海道士幌町の「小学2年、1年、4歳の三児の母」さんからのレポート

昨日は真冬日(最高気温もマイナスの日のことです)。
夕方4時頃に液を作って、夜10時に外で初挑戦です。

シャボンの幕に息を吹きかけると、白くなった息を
包み込んだままふうわりと漂い、やおら割れて、
空中に運ばれた白い息だけが瞬間残って消える、といった様でした。
たばこの煙を入れたような感じです。
手をふって空気をはらむと、直径10cmの毛糸を巻き付けた輪で
20〜30cmくらいの玉ができました。感動です。
粘りのある、丈夫な風船で、我が家の汚いカーペットについても
割れませんでした。これには驚きです。

これに気をよくして、今朝、気温マイナス15度の中、再挑戦。
すると、やっぱり!
かつて噂には聞いていたあの現象、
シャボン玉が凍るのを私は見たんです!

シャボン玉の表面、あちこちに、窓がしばれていくかのように
氷紋(ひょうもん)が現れはじめ、そして、割れるのです。
その割れ方は、ビニール系の風船が割れるかの如くです。
   (おもちゃでありますよね。ストローの先にチューブから
    絞り出した透明の粘着液をつけて、息を吹き込み、
    手で閉じて、後はそっと突いて遊ぶ、っていうアレ)
そしてクシャクシャになって風船の壁が落ちてくるんですゥー。
その残骸はあまりの寒さのために、露と消えるはずのところ、
地面に横たわって残ったまま。

ついでに触ってみたら、カサカサッと音を立てて崩れました。
地面にはそこら中シャボンかすが凍ったまま散らばっています。
半球のまま凍りついてしまったものまでありました。
でも、この現状は昨夜にはなかったので気温がマイナスでも
ある程度低くないとダメなんでしょうね。
昨夜の気温は見てませんでした。

 注) 窓がしばれる=窓ガラスの結露した水分が凍る。
 注) 氷紋=水が窓ガラスなどで結晶化していくときに
    見られる現象で、平面で次々と拡大して文様を描きます。
    作家渡辺淳一氏の造語だったような・・・。
 
さすがに滞空時間は短いです。
でも、直径20〜30cmものシャボン玉ができ、しかも凍る様を
つぶさに見られるなんて、面白くてやめられません。
家族中で大喜び、感動の嵐でした。

今またやってみました。気温は−3度でしたが、凍りません。
また色々試してみたいと思います。

ところで、今回はゼライスを入れる方法でやってみました。
家にあるものでしたので、ゼライスはクッキングゼリー、
ラム酒はラムダーク、ガムシロップはuccコーヒー用シロップ
でした。これでも支障はなかったのでしょうね。
それでいい気になって浄水器の水で作ったのですが、
たまたまサイダーが少々気が抜けていたためか、
膨らみが悪かったです。
低温では多少の妥協でも厳しいのかもしれないと、勝手に
思っています。

また自分なりに工夫してみます。
のりを使うのも挑戦したいと思います。
北海道河東郡士幌町(帯広より北へ20km)
    小学2年、1年、4歳の三児の母より。(夫もあり)